とっておきの音楽祭inさかい

けっこうな暑さでした。東日本大震災をきっかけにスタートした「とっておきの音楽祭」は、心のバリアフリーを目指し、誰もが参加できる音楽祭。発祥の地である宮城は相当規模のようですが、堺の音楽祭はこじんまりと、それでも継続しています。私たちのスタッフが実行委員に加わり、またコンサートにも参加しています=写真右端のギター奏者。

今夏は10月16日、原池公園での開催でした。公園の広さにびっくり。何度も近くを車で走ったことがあったのですが、初めて存在を知りました。暑い陽射しのなか、まったりと音楽を楽しむことができました。(Z)

キッズクラブ 阪大コラボ編

2022年度は3回、大阪大学人間科学部の西森ゼミ(教育工学)とコラボしてのキッズクラブを開催します。10月15日は紙細工で制作したピンを倒すボウリング編。多くの子どもたちが参加してくれました。

重症心身障害者の方々もスタッフと一緒に参加。地域の方々と同じ“参加者”という視点での地域交流を図ります。時に容赦のない子どもたちの言葉や動きも受け入れての活動。いい時間を皆が過ごすことができました。(Z)

ビー玉アート 島根へ

ビー玉アート2点がこのほど島根県立美術館に展示されました。利用者さんとスタッフの協働作品であるビー玉アートが府外で、しかも公立美術館に展示されたのは初めてのことです。

他の作品と共に10日間の展示で、会期中の来場者は約500人。私たちにとっては法外の喜びとなりました。

長期休暇中のスタッフは、ドライブを兼ねて美術館を訪れました。立派な美術館に展示された作品を見て感動したとのこと。今後の制作活動への大いなる励みとなりました。(Z)

おいっ!

地域の方々が自然に足を運べるようにと、各施設の玄関にはリサイクルショップを設けています。スタッフはそのリサイクルショップを抜けて、施設内に入ります。

靴を脱ぐのはそこからなのですが、どうにも靴、スリッパがそろえられません。あ、利用者さんではありません。スタッフです。

1日に何度も何度も靴、スリッパをそろえます。だって、リサイクルショップを訪ねたお客さんは何と思うでしょうか。上下左右バラバラのスリッパを見れば、ショップだけでなく、利用者さんへの対応もそうなんだと感じられるのではないでしょうか。

しかし、そのスタッフも就職活動で当施設を見学に来た際は、確実に靴をそろえた人たちなのです。就職した途端、そろえない。

なぜ?

若い人にはそんな習慣はない?

いやいや、甘いですね。年次は問いません。ベテランスタッフから新人まで。そりゃ、“ウエ”のスタッフがそろえる習慣がなければ、“シタ”のスタッフはやりません。

そろえる私の隣で、スリッパそのままに入っていくスタッフには「おいっ!」と言いたくなりますが、ぐっとこらえる日々。

アホか。そんなことだから、“シタ”がちゃんとできんのや!とお叱りを受けそうです。やはり、自業自得でしたか…(Z)

巨大ビー玉アート

巨大ビー玉アートの制作風景です。

今年、夢飛行30年、モモの家25年、機関車15年、ことのは10年、音・on10年・・・
この節目に「周年記念イベント」を9月28日に開催しました。
そこで登場したのが、巨大ビー玉アート。
いつも制作している作品の何倍もの大きさの作品を作ろうと、その土台づくりの様子をまとめました。

土台となる枠のカラーリングを各施設で分担。利用者さんが笑顔で制作を担ってくれました。
さて、当日の結果は…。(Z)

SHINGOさん訪問

地元・大阪西成出身のヒップホップMC、SHINGO☆西成さん=写真右 がデーセンター夢飛行を訪問くださいました。当施設の最寄駅・阪堺電車「聖天坂駅」へのアート活動の最中。大ファンのスタッフがおり、利用者さんと記念撮影を。さぁ、時間は皆の前でのコンサートをお願いしたいところです♪♪♪(Z)

 

Tamaribaコンサート

今回のTamaribaコンサートは、コムロックさん。実は当法人のスタッフです。働きながら、休日にはライブハウスでのコンサートもこなすシンガーソングライター。この日はMCにも力を入れ、新調したTシャツには「コムロック」の文字が…。これまたデザイン好きのスタッフが制作しました。

おなじみの曲をギターで弾き語り。さまざまな人生の場面で生じる感情の機微をみごとに歌い上げてくれました。いつも見せる表情とは違ったアーティストとしての姿に利用者さんはすこし不思議そうに…。(Z)

独ボランティア研修

先日、2年ぶりに来日したドイツボランティア2名がデーセンター夢飛行で研修を行いました。8月30日に関空に到着。4日ほどのお休みで大阪城、ハルカス、住吉大社、南堀江、新世界に行ったとのことで、観光もフル回転しています。

しかし一転、今日は来週からのボランティア活動に備えて研修です。食事介助や衣服の着脱からスタートし、最後は大阪市内を縦横移動して、各施設の見学を行いました。

これから1年。しかし、あっという間に1年は過ぎます。彼らが将来に生きる経験となるよう受け入れ側の私たちもしっかりやりたいと思います。(Z)

子どもカフェ in Miyakojima

子どもたちの歓声が響くデーセンター機関車(大阪市都島区)。8月28日(日)は、施設を開放して、“子どもカフェ”を開催。スタッフの子どもも含め、コロナ禍ではありますが、ほっとした時間を過ごすことができました。

たこ焼きなど“こなもん”の提供だけでなく、コンサートやフリーマーケットも同時に開き、地域の方々に私たちの存在を知っていただくよい機会となりました。

それしてもコロナの終息を祈るばかり。いったい、この言葉をあとどれぐらい使わなければならないのでしょうか…(Z)