佳境の大阪・関西万博

4月の開幕から楽しんできたEXPOも10月13日で閉幕です。利用者さんの外出も既に2巡目となりました。猛暑をできるだけ避け、夕方からのスタートを心がけています。

また「あそこのパビリオンがよかった」という感想にとどまらず、「いのち輝く未来社会のデザイン」というEXPOのテーマに沿った外出をと2巡目からはパビリオンのスタッフとの交流を掲げ、その国の言語で名前を書いてもらったり、記念写真をお願いするなど、短時間であっても世界の人々に重い障害を持った方々とその支援者の存在を印象づけようと試みています。(Z)

またね!

デーセンター音・onのドイツボランティア・エリザベート=写真中央、黒Tシャツが昨年9月からの1年の活動を終えました。8月22日、送別会がありました。

若い彼らにとって異国の日本で1年という時間、そして重い障害をもった利用者さんやスタッフと過ごした時間は、何ものにも代え難い経験となったはずです。何を感じたでしょうか。何をドイツに持ち帰るのでしょうか。

将来は障害者福祉に関わりたいというエリザベート。5年後、10年後、成長した彼女に会えることを楽しみにしています…。(Z)

最後のフランス料理

ワーキングホリデースタッフ、サシャ君が7ケ月の活動を終えました。母国・フランスでは、キャンプ場で子供たちを対象とした指導員の仕事をしていたこともあって、よく気がつき、スタッフからその働きぶりが大好評でした。

この日の昼食メニューはサンドイッチといちぢくの赤ワイン煮。キッチンに立ちっぱなしで作ってくれました。

帰国後は支援学校の教員となるための試験に挑戦するというサシャ君。フランスの障害者の方々のためにがんばってほしいです。(Z)

8年ぶり、5年ぶり

世間はお盆休み。けれど、ドイツは関係ないのでは?否、夏休みということで、元ドイツボランティアたちの久しぶりの訪問が続きます。

デーセンター機関車では2017年9月から1年間活動したニューシャが友人と日本旅行で来日。突然、訪問してくれました!8年ぶりの再会です。

またデーセンター音・onにはマヌエラが=写真。彼女は2020年のボランティア。今、支援学校の先生を目指しているとのこと。小豆島観光を終えて来てくれました。こちらは5年ぶり。

ニューシャと同時期に活動したベラ君は今、万博のドイツパビリオンで仕事をしており、私たちのグループ外出を現地でサポートしてくれています。

こうした関係が続くことは嬉しい限りです。青春時代の1年という時間が確実に彼らの中に刻まれている証拠。そこには、最近世間をにぎわす“オーバーツーリズム”とは全く異なる世界が広がっています。(Z)