ドルトムント…ついに!

ドイツの名門・強豪サッカーチーム「ドルトムント」の選手たちの訪問がついに実現しました!!

大阪セレッソとの親善試合のために来日。練習の合間を縫って選手4名が「デーセンター夢飛行」を訪れ、ビー玉アートをベースにしたサッカーゲーム=写真1枚目 を利用者さん、スタッフと楽しみ、ドルトムントカラーの黒と黄をベースにした作品を制作しました。その後、集合写真=写真2枚目 を撮った後は、自然に交流が生まれました。

夜は公開練習にご招待いただき、私たちはグラウンド上で選手たちの練習を間近で見ることができました。

ドイツ総領事館を通じて実現した今回の訪問。さまざまな場面での選手たちのホスピタリティに感心しました。企業によって発展した日本のスポーツと、地域市民のクラブチームから発展したスポーツ文化の違いと言ってしまえばそれまでなのでしょうが、少し悔しさを感じる時間でもありました。

セレッソ大阪との試合は本日7月24日夜。試合後、そのまま飛行機に乗り込みドイツに帰国する選手たちの今後の活躍を祈ります。(Z)

大学への講師派遣~大阪公立大、龍谷大

若い世代に私たちの活動の実際や課題を伝え、社会を変えていくことをためらわない人々の育成に貢献することもまた私たちの仕事です。

大阪公立大では現代システム科学域 教育福祉学類の授業。同大学出身のスタッフが利用者さんとともに登壇し、私たちの活動の目的、また重症心身障害者の方が抱える社会的障壁、さらに痰吸引などの医療的ケアの実際などを3年生、4年生と別々に2日に分けて講義しました。

一方、龍谷大では障害者福祉論の授業を担当。まだピカピカの1年生、160人超!!を前にして、昔ながらの“大講義室”で講義しました。その後送っていただいた感想は感激そのもの。しっかりと授業を理解してくれた文章を読むと、つい数か月前まで高校生とは思えない出来栄えのものも。

福祉系学部の学生が就職の際に“福祉”を選ばないと言われて久しくなります。福祉に従事する我々が社会に発信できていないことが原因の一つでしょうが、こうして学生たちと間近で接すると期待する気持ちは大となります。(Z)