初詣

祈りたいことがたくさんありすぎても、ひとつしか聞いていただけないそうです。となると、それを絞るのってたいへん…。いったい、どうしたものか…。

でも、最初に祈ったものを選んでくれるか、気まぐれで聞いてくださるか、重要性を考えてもらえるか、もうお任せです。(Z)

謹賀新年

本日1月4日、2025年の活動スタートの日となりました。

昨年の元旦は能登地震の発生、そして2日にはJALと海保機の衝突という年始の始まり。その年末には大きな航空機事故があり、年始の韓国大統領をめぐる政治状況、そしてウクライナやガザ地区の戦闘は未だ終わりが見えず、混沌とした社会状況に新年とあってもなかなか晴ればれとした気持ちになれない方が多いのではないでしょうか。

それであっても私たちは一歩一歩、歩みを進めます。重い障害を持った方々の支援を途切れさすことはできません。様々な課題があることは承知のこと。一度に解決する魔法はなく、自身がその課題を取り込み、消化し、逆に栄養としていくしかありません。それが私達の仕事です。(Z)

Xmas会2024 

今年のクリスマス会は“クリスマスマーケット風”。各施設がホールいっぱいに出店する一方、舞台では利用者さんやスタッフが楽器演奏や漫才、コントが繰り広げられました。

今年1年お世話になりました。来年こそはインフルエンザやコロナなど感染症が日常風景となることのない年でありますように…。世界各地の戦火が絶えますように…。人々の涙がほんのわずかであっても笑顔で癒される時間が持てますように…。(Z)

Xmasを前に…

ドイツ総領事、メラニー・ザクシンガー総領事がデーセンター夢飛行を訪問。クリスマスを前に、活動中のドイツボランティア2名を激励くださいました=動画中央

前回の訪問は、独サッカーチーム「ドルトムント」の選手たちと一緒に。“あの時は慌ただしかったから”とわざわざ時間を作っての訪問です。ボランティアたちに来日の動機、きっかけ、仕事の様子などを熱心に質問されていました。来年は万博開催、ドイツは現在、大きなパビリオンを建設中で、私たちも見学を楽しみにしています。総領事からは「良いお年を」と日本語で挨拶いただきました。こちらこそ!(Z)

長居公園 ~童夢KANSAIフェス

ポジティブ祭あらため「童夢KANSAIフェス」が11月24日(日)、長居公園で開催され、私たちは例年通り、ドイツ料理店を出店しました。

ドイツ青年ボランティアのエリザベートとレオンの2人が前日から仕込んだ「レンズ豆スープ」を販売。大好評で約2時間ほどで完売しました!

今年も大阪プロレスの迫力ある試合を間近に見られ、たくさんの人だかりが。被災地支援の一環で宮城県石巻市から来阪中の新田さん親子も多くの障害者の姿にびっくりされていました。

風が強く、砂埃舞うなかではありましたが、思ったほどの寒さもなく、青空の下でいい休日となりました。(Z)

あべのハルカス ワークショップ

百貨店に来店されたお客様を対象にビー玉アートのワークショップを開催です。あべのハルカス近鉄本店8階の「街ステーション」のスペースをお借りしました。

百貨店での開催は初めての経験。スタッフたちも緊張しながら準備を進めましたが、当日はたくさんの来場者に圧倒されて、緊張するどころではありませんでした。無事、事故もなく成功裡に終了。担当職員さんからも「初めてにしては上出来」とのお言葉をいただき、スタッフもほっと。来場者の皆様、ありがとうございました!(Z)

あべのハルカス ビー玉アート展示会 2024/9/18~10/14

ビー玉アートが百貨店に進出です!

あべのハルカス近鉄本店のウォールギャラリーに1ケ月間、ビー玉アートを展示します。しかも作品はかつてない大きさ。各4施設で制作した作品を、2作品ずつ2週間で入れ替えて展示します。迫力満点の作品をその目で確かめてください!

10月14日(月)まで。あべるハルカス タワー館5階 ウォールギャラリー(Z)

ダンス発表会2024

車いすダンス発表会を7月24日、西成区民ホールで開催しました。1年間の練習の成果を発表する場として今回で17回目。毎年さまざまな趣向を凝らしての発表にスタッフも楽しみにしています。

長年お世話になった講師の先生も今回がラスト。来年からは新しい講師のもとで発表を行います。乞うご期待!(Z)

ドルトムント…ついに!

ドイツの名門・強豪サッカーチーム「ドルトムント」の選手たちの訪問がついに実現しました!!

大阪セレッソとの親善試合のために来日。練習の合間を縫って選手4名が「デーセンター夢飛行」を訪れ、ビー玉アートをベースにしたサッカーゲーム=写真1枚目 を利用者さん、スタッフと楽しみ、ドルトムントカラーの黒と黄をベースにした作品を制作しました。その後、集合写真=写真2枚目 を撮った後は、自然に交流が生まれました。

夜は公開練習にご招待いただき、私たちはグラウンド上で選手たちの練習を間近で見ることができました。

ドイツ総領事館を通じて実現した今回の訪問。さまざまな場面での選手たちのホスピタリティに感心しました。企業によって発展した日本のスポーツと、地域市民のクラブチームから発展したスポーツ文化の違いと言ってしまえばそれまでなのでしょうが、少し悔しさを感じる時間でもありました。

セレッソ大阪との試合は本日7月24日夜。試合後、そのまま飛行機に乗り込みドイツに帰国する選手たちの今後の活躍を祈ります。(Z)

大学への講師派遣~大阪公立大、龍谷大

若い世代に私たちの活動の実際や課題を伝え、社会を変えていくことをためらわない人々の育成に貢献することもまた私たちの仕事です。

大阪公立大では現代システム科学域 教育福祉学類の授業。同大学出身のスタッフが利用者さんとともに登壇し、私たちの活動の目的、また重症心身障害者の方が抱える社会的障壁、さらに痰吸引などの医療的ケアの実際などを3年生、4年生と別々に2日に分けて講義しました。

一方、龍谷大では障害者福祉論の授業を担当。まだピカピカの1年生、160人超!!を前にして、昔ながらの“大講義室”で講義しました。その後送っていただいた感想は感激そのもの。しっかりと授業を理解してくれた文章を読むと、つい数か月前まで高校生とは思えない出来栄えのものも。

福祉系学部の学生が就職の際に“福祉”を選ばないと言われて久しくなります。福祉に従事する我々が社会に発信できていないことが原因の一つでしょうが、こうして学生たちと間近で接すると期待する気持ちは大となります。(Z)