あの時はただニュースで、「船のなか、たいへんだろうな…」そんな感覚でした。それがまもなく日常の光景になるとは想像もできませんでした…愚かにも
まだ新型コロナウイルスが未知のもので、”感染=死”を間近に感じる状況だったころ、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内、医療スタッフ、行政関係者たちの葛藤、活躍を描いた人間ドラマです。
私たちも感じたコロナ禍での様々な社会的矛盾、怒り、あきらめ…それが乗客への対応に追われ、必死となっている人々に現れは消え、再び現れ、そして克服していく様子がスピード感を持って描かれています。(Z)