“EXPO”で会いましょう。

EXPO開催まで60日。7年前にボランティアとして活躍してくれたベラ君が、なんと、ドイツパビリオンで働くとのことで来日することになりました。

現在、大学院でITを学びながら、アルバイトでヘルパーもしているといいます。来月にも来日・来阪とのことで再会が楽しみです。さっそく「ドイツパビリオンへようこそ!」とベルリンからメッセージを送ってくれました。

また昨年までボランティアをしてくれたマルテ君もメッセージをくれました。このように関係が続くこと、私たちを遠く離れた地で覚えていれくれること、嬉しく思います。

スタッフが長期休暇を利用して訪独、NGO団体「ijgd」を訪問して2人と一足早く再会を果たし、メッセージを預かってくれました。ijgdとの関係の維持、発展に一役買いたいとスタッフからも力強いメッセージが。(Z)

改正障害者差別解消法シンポ

障害当事者への合理的配慮が義務化された「改正障害者差別解消法」について、企業の取り組みを紹介するシンポジウムが2月5日、西成区役所で開催されました。

「もし何かあったら…」「あなただけ特別扱いできません」「前例はありません」これらの考え方が建設的な対話を妨げるという講師の説明は非常にわかりやすいものでした。非常にタイトな時間でのシンポジウムでしたが、講師の時間配分が見事で、司会を担当したスタッフは“さすが合理的配慮がすべてに行き届いている”とほっとした様子でした。(Z)

ヒトの数という壁

人口の減少という“問題”。福祉にもその問題は降りかかります。一定数の利用者さんがおられなければ、事業を成り立たせることは至難の業です。支援に当たるスタッフの確保も難題です。報酬体系は物価の高い都市部のほうが高額となりますが、事業を成り立たせるための費用はむしろ地方部のほうが…と思います。

しかし、個々の障害者への支援の必要性はどこに住もうと変わりはありません。その支援に取り組む人々の眼前にあるハードルは私達の数倍も高いはず。そこに挑戦する人々の奮闘には頭が下がるばかりです。

宮城県石巻市からの見学が昨年に続きます。どうか無理はなさらず。私達はその敢闘を応援します。(Z)

港に灯がともる

震災、国籍、家族・父子、依存・治療…ただテーマを混ぜこぜにするのではなく、丁寧に描かれた映画です。そのなかにかすかな“灯”(あかり)が見えます。否、自分で見つけてねというメッセージなのかも知れません。直接的な被害ではない、心の底が地震によって揺れ、自分を見失うことだってある。でもそれは地震だけが原因じゃない。自分の隣の人だって…。灯がともることを感じられたら、ちゃんと鑑賞できたってことかな。(Z)

初詣

祈りたいことがたくさんありすぎても、ひとつしか聞いていただけないそうです。となると、それを絞るのってたいへん…。いったい、どうしたものか…。

でも、最初に祈ったものを選んでくれるか、気まぐれで聞いてくださるか、重要性を考えてもらえるか、もうお任せです。(Z)

謹賀新年

本日1月4日、2025年の活動スタートの日となりました。

昨年の元旦は能登地震の発生、そして2日にはJALと海保機の衝突という年始の始まり。その年末には大きな航空機事故があり、年始の韓国大統領をめぐる政治状況、そしてウクライナやガザ地区の戦闘は未だ終わりが見えず、混沌とした社会状況に新年とあってもなかなか晴ればれとした気持ちになれない方が多いのではないでしょうか。

それであっても私たちは一歩一歩、歩みを進めます。重い障害を持った方々の支援を途切れさすことはできません。様々な課題があることは承知のこと。一度に解決する魔法はなく、自身がその課題を取り込み、消化し、逆に栄養としていくしかありません。それが私達の仕事です。(Z)

Xmas会2024 

今年のクリスマス会は“クリスマスマーケット風”。各施設がホールいっぱいに出店する一方、舞台では利用者さんやスタッフが楽器演奏や漫才、コントが繰り広げられました。

今年1年お世話になりました。来年こそはインフルエンザやコロナなど感染症が日常風景となることのない年でありますように…。世界各地の戦火が絶えますように…。人々の涙がほんのわずかであっても笑顔で癒される時間が持てますように…。(Z)

Xmasを前に…

ドイツ総領事、メラニー・ザクシンガー総領事がデーセンター夢飛行を訪問。クリスマスを前に、活動中のドイツボランティア2名を激励くださいました=動画中央

前回の訪問は、独サッカーチーム「ドルトムント」の選手たちと一緒に。“あの時は慌ただしかったから”とわざわざ時間を作っての訪問です。ボランティアたちに来日の動機、きっかけ、仕事の様子などを熱心に質問されていました。来年は万博開催、ドイツは現在、大きなパビリオンを建設中で、私たちも見学を楽しみにしています。総領事からは「良いお年を」と日本語で挨拶いただきました。こちらこそ!(Z)

長居公園 ~童夢KANSAIフェス

ポジティブ祭あらため「童夢KANSAIフェス」が11月24日(日)、長居公園で開催され、私たちは例年通り、ドイツ料理店を出店しました。

ドイツ青年ボランティアのエリザベートとレオンの2人が前日から仕込んだ「レンズ豆スープ」を販売。大好評で約2時間ほどで完売しました!

今年も大阪プロレスの迫力ある試合を間近に見られ、たくさんの人だかりが。被災地支援の一環で宮城県石巻市から来阪中の新田さん親子も多くの障害者の姿にびっくりされていました。

風が強く、砂埃舞うなかではありましたが、思ったほどの寒さもなく、青空の下でいい休日となりました。(Z)

あべのハルカス ワークショップ

百貨店に来店されたお客様を対象にビー玉アートのワークショップを開催です。あべのハルカス近鉄本店8階の「街ステーション」のスペースをお借りしました。

百貨店での開催は初めての経験。スタッフたちも緊張しながら準備を進めましたが、当日はたくさんの来場者に圧倒されて、緊張するどころではありませんでした。無事、事故もなく成功裡に終了。担当職員さんからも「初めてにしては上出来」とのお言葉をいただき、スタッフもほっと。来場者の皆様、ありがとうございました!(Z)